スターダスト☆レビューがデビュー43周年となる5月25日に1年7ヶ月に及ぶロングツアー
『スターダスト☆レビュー ツアー 2022〜24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」』110公演のファイナル公演を福島県けんしん郡山文化センターで行った。

2022年10月22日の神奈川県座間公演を皮切りに2024年5月25日の福島県郡山市公演までの
ホールツアーと夏の野外編、アコースティック編と、1ツアーの中に更に別企画のツアーを組むなど、
まさにマトリョーシカといえるツアーで110公演・17万人を動員した。

ツアーファイナルとなったこの日は、2022年の前回ツアー『年中模索』で予定されていた郡山公演が地震の影響で中止となったため、今回は敢えてツアーファイナルとしたのもスターダスト☆レビューらしい計らいである。
ヴォーカル＆ギターの根本要は「この人達がいなかったら、スターダスト☆レビューの40年なんて夢のまた夢のまた夢でした。本当に、本当に感謝しています。
スターダスト☆レビューのバックコーラス＆ダンサーはオマエらだー！！」と観客に熱いメッセージを送り、オーディエンスも万雷の拍手と声援で応えた。

アンコール終了後、今ツアーを支えたスタッフやイベンターをステージに招き入れ紹介し、病気療養中のパーカッション担当VOH林から届いたメッセージと動画がヴィジョンに映し出され会場が沸いた。
さらにサプライズでVOH林本人がステージに登場。これを聞いていなかったメンバーとお客さんは騒然、そして大歓声でVOH林を迎え入れた。
最後は会場にいる全員で「We are STARDUST REVUE!!!」の合唱でこの日の公演を終えた。

ツアーのスタート時にはまだまだコロナ禍といえる状況の中、日替わりで演奏曲を10曲変えて何度観ても楽しめるセットリストを用意して全国を回り、ツアー後半には会場のお客さんも声を出して歌い、遠慮なく笑えるツアーは無事に幕を閉じたが、名実ともに日本を代表するトラベリングバンド「スターダスト☆レビュー」は45周年、50周年に向けてまだまだ走り続ける。